ミニマリストの趣味5つ。物を増やさずに楽しむ方法と、増える趣味のルール

ミニマリストと聞くと、「趣味がなさそう」というイメージを持つ人が多いと思う。物を持たないから、何も楽しめないのではないか、と。でも、全然違う。物が少ないからこそ、本当に好きなことに、時間もお金も集中できる。

この記事では、僕の趣味を5つ紹介しながら、ミニマリストと趣味の関係について書く。

趣味を選ぶときの、ミニマリスト的な視点

ミニマリスト的に見ると、相性のいい趣味と、そうでない趣味がある。相性がいいのは、管理コストが低い趣味だ。物が増えない。維持費がかからない。場所を選ばない。この3つの条件が揃うほど、ミニマリズムとの相性は良くなる。

ただ、相性が悪いからといって、趣味をやめる必要はない。大切なのは、厳選とスリム化だ。物が増える趣味でも、やり方次第で、ミニマルに楽しめる。

以下では、物が増えない趣味から順に、物が増える趣味まで、僕の趣味を紹介する。

趣味① 創作(頭だけでできる)

頭があれば、どこでも、いつでも、タダでできる。思考だけで完結する趣味は、ミニマリストとの相性が最高だ。

僕は、自作のTCG(これに関しては現物化すると物は増えるが)と、ファンタジー物語の創作をしている。自作のTCGは、いつか公開できたらと思っている。

創作を寝る前にやるようにしてから、寝付きが良くなった。頭の中でストーリーや世界観を考えていると、自然と眠くなってくる。スマホを見ながら寝るより、頭の中で創作しながら眠るほうが、ずっと質がいい。

趣味② 筋トレ(器具も場所も要らない)

筋トレも、ミニマリストと最高に相性がいい。

まず、お金がかからない。自重トレーニングなら、器具も場所も要らない。腕立て、腹筋、スクワット。これだけでも、十分な負荷をかけられる。ジムに通えば、さらに本格的にできるが、それでも月額費用がかかるだけで、物は増えない。

管理の手間もない。道具が少ないから、収納も管理も要らない。思い立ったら、すぐできる。準備に時間がかからない趣味は、続けやすい。

健康にもいい。体を動かすと、体調が整う。睡眠の質が上がる。気分が安定する。そして、自己肯定感が上がる。続けていると、体が変わってくる。変化が目に見えるから、達成感がある。「やればできる」という感覚が積み重なって、他のことにも波及していく。

お金も、場所も、物も最小限で、健康と自信が手に入る。コスパで見たら、筋トレを超える趣味はなかなかないと思っている。

趣味③ 動画・音楽のサブスク(所有しないで楽しむ)

これは、コスパが異常にいい趣味だ。月額料金で、音楽、アニメ、映画、ドラマ、ドキュメンタリーが、見放題、聞き放題になる。1本あたりのコストで考えたら、ほぼゼロに近い。

特に、電車での移動時間に活用している。旅行や遠出のとき、電車の中でアニメや映画を見る。移動時間が苦にならなくなるし、むしろ楽しみになる。

物は一切増えない。スマホかタブレットがあれば、完結する。DVDの時代と比べると、物の量も、店に行く時間もゼロになって、楽しめるコンテンツは増えた。これが、サブスクの本質的なメリットだと思っている。

ミニマリスト的に見ると、「所有しないで楽しむ」の理想形が、サブスクだ。物として手元には残らないが、体験として残る。見た作品の記憶や感情は、場所を取らない。

ただし、契約しているサービスが増えすぎると、今度は管理が必要になる。使っていないサブスクは、解約する。使うものだけを残すのが、ここでも基本だ。

趣味④ 旅行・ご飯巡り・御朱印(物より体験に使う)

物より体験に、お金と時間を使う。これが、ミニマリスト的なお金の使い方だと思っている。旅行は、その代表格だ。行った場所、食べた物、見た景色。物としては残らないけれど、記憶として残る。部屋のスペースは取らないのに、人生の豊かさには確実に貢献する。

ご飯巡りも同じだ。おいしい物を食べた体験は、どこかに積み上がっていく感覚がある。物が増えないのに、収集欲が満たされる、不思議な趣味だ。カフェ巡り、ラーメン巡り、神社巡り。「〇〇巡り」という形の趣味は、全般的にミニマルだと思う。体験を収集しているから、収集欲は満たされるが、物は増えない。この感覚を知ってから、趣味の選び方が変わった。

御朱印は、少し特殊だ。物として残る物が、増えていく。でも、これが絶妙にミニマルだ。御朱印帳1冊に、何十もの朱印が納まる。行く先々での体験と記憶が、1冊の中に凝縮されていく。字や朱印のデザインには芸術性があって、見ているだけで満足感がある。所有する喜びと、体験を集める喜びが、同時に得られる。何十か所巡っても、増えるのは御朱印だけで、御朱印帳の買い替えも頻繁ではない。物が爆発的に増えることがない。

実は、この御朱印は、一度手放した趣味でもある。ミニマリストを目指して、勢いで手放してしまったが、やはり好きだったので、また始めた。その話は、別の記事に書いた。

【内部リンク:「捨てて後悔したモノ」の記事へ】

趣味⑤ TCG(物が増える趣味は、ルールで管理する)

最後は、物が増える趣味の代表、TCG(トレーディングカードゲーム)だ。ミニマリストなのにTCGが趣味、というのは、確かに珍しいと思う。

TCGの好きなところは、運と実力のバランスだ。将棋や囲碁ほど頭を使うわけではないが、全く考えなくていいゲームでもない。ちょうどいい思考量で、適度に頭が動く。仕事や日常のことを忘れて、ゲームだけに集中できる時間が心地いい。対戦相手と話しながら遊ぶので、自然と会話が生まれる。知らない人と気軽に遊べる趣味は、意外と少ない。

問題は、物が増えることだ。これは、ルールで解決している。デッキケース1個に収まる分だけ持つ。そして、一度決めたデッキを使い込む。このルールがあれば、TCGもミニマルに楽しめる。詳しいやり方は、別の記事に書いた。最近は、物が増えないデジタルのカードゲームにも、興味がある。

【内部リンク:「ミニマリストがTCGってどうするの?」の記事へ】

物が増える趣味でも、仕組みを作れば管理できる。これは、TCGに限らず、物が増えやすい趣味全般に使える考え方だと思っている。

ミニマリストと趣味の関係

ここまで紹介してきた趣味を振り返ると、共通点がある。体験として残る物が多いのだ。筋トレは体の変化として、旅行は記憶として、創作は頭の中に積み上がっていく。物として残らなくても、自分の中に蓄積される。

ミニマリストになるために、好きな趣味をやめる必要はない。やめるのではなく、スリムにする。全部手放すのではなく、厳選する。その考え方さえあれば、どんな趣味もミニマルに続けられる。物を減らした分のお金と時間を、好きな趣味に集中させる。それが、ミニマリストの趣味との向き合い方だと思っている。

まとめ

– **創作:** 頭だけでできる。お金も場所も要らない

– **筋トレ:** 器具も場所も要らない。健康と自己肯定感が手に入る

– **動画・音楽のサブスク:** 所有しないで楽しむ。使うものだけ契約する

– **旅行・ご飯巡り・御朱印:** 物より体験に使う。「〇〇巡り」はミニマルに収集欲を満たせる

– **TCG:** 物が増える趣味は、ルールで管理する

趣味を持つことと、ミニマリストであることは、矛盾しない。大切なのは、厳選とスリム化だ。本当に好きな趣味だけを残して、深く楽しむ。それが、ミニマリストとしての趣味の楽しみ方だ。

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